リッチマン、プアウーマンが面白い2012/09/02 08:48

前職ではとても余裕がなくていわゆる連ドラというものは殆ど見ていませんでしたが、現職は精神的には余裕があるので、見ることがあります。
ビジネスものに結構惹かれてしまい、以前放送していた”ハゲタカ”は好きでした。
その延長で(?)”マグマ”には期待したのですが、これはちょっとがっかり。ファンドが弱すぎです。もっとポリシーを持って力強く進めていくものでしょう。
もっとも、それは終盤に向けての布石で、きっと最終盤には尾野真千子が切れまくってくれるに違いない、と思い込んでいたのですが、そんなこともなく・・

で、リッチマンです。
なんだかジョブズを思い起こさせるような作りで、それじゃNEXTを作って華麗に復帰するのか、で、スカリー(=朝比奈)を追い出すのか!?、ウォズはどこにいるんだ?などと妄想が巡ってしまいますが、この会社の作りがいかにもでそこを見ているのがなかなかに楽しかった。
ま、ストーリー自体は恐らく王道で、序盤から結構先が読めるような流れですが、ま、そこが安心でもいいです。

こういう作りの物の王道で、ともかく落ちるところまで落ちて、そこからの劇的な復活、というコントラストがいいわけです。
そして、先週の回では落ちるところまで落ちたリッチマンに対して、それまでイジイジキャラだったプアウーマンが、リッチマンのあまりのイジイジキャラへの変身で、ついに吹っ切れて、というか、主客逆転する痛快な上昇気流の回となりました。
石原さとみという私にとっては初見の俳優さんがすごい勢いで演じていて、残り少ない回ですが、楽しみです。

減らず口は減ったがやはり面白いデイヴィッド・ハンドラー2012/09/08 20:31

デイヴィッド・ハンドラーといえば、ゴーストライターのホーギーのシリーズが有名(というか、それしか知らなかった)です。
とにかく、いかにもな有名人の半生記を書くためのゴーストライターを務めるわけで、その人の人生を知ってしまうし、有名人の表も裏も知るようになってしまい・・という、いささか特殊なシチュエーションながら、ホーギーではない”主人公”の方が実にキャラが立っていて面白かった。
もちろん、ホーギーのそれに対する極めて素直じゃない減らず口がまた魅力だったわけです。

そのデイヴィッド・ハンドラーの新シリーズです。
今度は男やもめの映画評論家が主人公。
ひょんなことから借りることになったセレブの小島の納屋を中心に、現在・過去入り乱れてのカオスが始まってしまい・・

いやでも、この新主人公のミッチはホーギーのように世を拗ねているわけでもないし、減らず口を叩きまくるわけではありません。
体つきだって、ちょっと太めの”白パン”みたいだし。
この小島でも、いかにもいそうな”かつてのスター”なんかが出てくるわけですが、そうそうそれが生きているわけでもありません。
まだまだキャラが確立したわけではありませんが、ハンドラーの語りの上手さにまんまと乗せられてしまいます。
次作以降、キャラが出来上がってきてのお楽しみ、というところです。

そうそう、ホーギーシリーズでは欠かせない相棒のルルがいましたが、今作でも同様に(なのか?)相棒のクレミーが登場します。
こちらも今後に期待、ですね。

DVDが壊れたようなのでBDドライブにしてみる2012/09/15 19:58

先日、DVDを焼こうとしたらどうも挙動不審でした。
パイオニアのDVR-111Dというやつなのですが、まず、読み込みにエラーが出ます。
おっかしいなあ、と思いつつ焼きに入ったら、調整エラーを起こしてしまって焼きまで入ってくれません。
恐らく、レーザーの出力が落ちてしまっているのではないか、と思われるのですが、昔のPS2ならガワを開けてチョイチョイと調整してしまうところなのですが、PC用はちょいと自信がないし、時代はブルーレイだし・・ということで買い替えにしました。

折角なので、あの悪評高いCPRMにも対応したものにしよう、ということで対応ソフト付きを狙いました。
ドスパラで店員さんと相談して決めたのがまたまたパイオニアのBDR-207MBK、PowerDVD付きです。
当然のように箱入り娘ではなく、ぷちぷち梱包品です。少しはジャンク感覚を味わいたい・・

で、今日、セッティングです。
5インチベイの外し方をすっかり忘れてしまっていたり、転がっているS-ATAのケーブルが短くて届かなかったり、電源ケーブルの方も空きコネクタが短かったり、色々汗だく要因がありましたが、何とか無事に交換できて、CPRM付きの要するにTVを録画DVDも無事に再生できました。
めでたい。

わが青春の・・じゃなくっても特撮博物館!2012/09/16 08:23

気になっていた特撮博物館に行って来ました。
清澄白河なんて、一体どこにあるんだろう、知らないなあ、と思っていましたが、自宅からは意外に便利で寝ていけました。
駅から会場の現代美術館までの通りに何故か不思議なカカシが沢山立っていて飽きることなく歩いていけました。

さて、特撮博物館はゴジラからエヴァ(って、これは特撮ではないけれど)につながる日本SF映画を支えた技術の総蔵出し展示なのですが、一番面白かったのは、会場で上映されている”巨神兵東京に現る”という短編映画のメイキング映像でした。
要するに、必要な映像をどのように工夫して作っていくか、というアイディアの出し比べなわけです。
いまならCGで作ってしまうようなものなんでしょうけれど、あえて特撮にこだわって作っているわけで、どうしたらこういう映像を表現できるのか、どのような材料を使って、どのような撮影をしたらそれらしく見えるのか、それを考えまくるわけです。

映画を支えてきた、そういった創意工夫、そして、映画の中の世界観に厚みを持たせる緻密な絵コンテの数々。
いやもう、実に楽しい体験でした。
こういう緻密なものづくり、工夫の数々、そういうところが強みだったんだなあ、日本の産業も。
それが、標準化や改善の進化でどんどんコモディティ化して、お金さえかければ同じようなことが出来るようになってきてしまって、強みが薄れてきてしまった。
難しいもんだなあ。

JINS PCって、いいのか?2012/09/16 20:42

普段のお仕事がPCに向かっている姿勢が多い一方、メガネが遠近両用なので、ちょっと油断すると顎を上げたような格好になってしまうことがある。
そうすると、頚椎が圧縮方向に動いてしまう。
その昔、右手に痺れが来たことがあって、医者から前傾姿勢のバイクを止めるか、PCに向かった姿勢を止めるかしたほうがいいね、と言われて仕事を辞められずにバイクを止めたのでした。
そういう持病があるので、ちょっと気になっていた。

というところへJINS PCの露出度アップ。
で、考えた。
そっか、お仕事中は手元かPCを見ていることが多いのだったら、遠近はやめてPC視野に合わせた単焦点にすればメガネの全域で焦点が合うので顎が上がるような姿勢も改まるのではないか、その上でブルーライトもカットしてやれば完璧ではないのか。

が、どうも何故にブルーライトのカットくらいで4,000円もアップしてしまうのか、イマイチ納得がいかないところもあるけれど、健康への投資と考えてみることにした。
で、JINSの”森本くん”フレームも気になった。

ということで、一つ作ってみることにして、今日、発注してきました。
最初に店員さんに聞いた時には1時間半もあれば出来上がります、ということだったのだけれど、PC用のレンズは店舗では出来ないので10日待ち、というオチでお楽しみ状態ですが。

(今日は別件でauでもiPhone5について生半可な知識の店員さんに半分騙されたし、ニッチの商品じゃなくってその店のイチオシ商品なのにしっかりとした教育がなされていないのはいかがなものか、と思ったような次第ではあります。)

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