本物の良さって?2017/04/09 07:24

シアターオーブで「雨に唄えば」を観てきた。ステージに12トンもの雨が降る!という謳い文句のもので、観客席も前3列くらいはレインコートが配られていた。
あ、ブルーマンもそうだったような記憶がある。
で、主演のアダム・クーパーも観客席に向かって大いに雨を蹴り上げるので前の方は大騒ぎ。
それ以外のシーンでも劇場は大盛り上がりだし、そもそもあの「雨に唄えば」の前奏が始まった時点で不覚にも涙が・・

でも、帰宅してから映画の方を見直してみると、そりゃジーン・ケリーのダンスには及ばない。もちろん、映画はシーンごとに撮ったり、撮り直しがあったり、舞台での一発勝負とは違う、ということを差し引いても。

そういえば、去年やはりシアターオーブで見たTOP HATも大感激ではあったけれど、もちろん、アステアには及ばない。

(ちなみに言えば、ラ・ラ・ランドはとっても良かったけれど、アステア=ロジャース、あるいはアステア=シド・チャリースにはとてもとても及ばない)

でも、それでも舞台で見る迫力は代えがたいものがある。
生の迫力、ということでもあるけれど、舞台の場合は観客と一緒に作り上げていく、という側面が大きいようにも思う。
ラスヴェガスで観たブルーマンなんて、その典型だったように思うし。

ということで、ウエストサイドストーリーを見に行くかどうか、思案中。
ちょっと私の好みのラインとは異なるのだけれど・・

ジオターゲティング