iPod shuffleを修理する2009/09/30 16:49

これまでiPod miniと第二世代のiPod nanoは何度か分解したので大体勝手が分かるようになった。
最近お気に入りの第二世代のshuffleも似たような構造らしいので、分解は比較的楽かもしれないなあ・・と思っていたのがいけなかったです。
水没してうまく動作しないshuffle、というのがヤフオクに出ていたので、ついついポチッとしてしまいました。

速攻で届いてしまったshuffleですが、確かにiTunesが認識はするのですが、このiPodはダメダメだから初期化するからね、というメッセージが出て、初期化させられる。それはいいのだけれど、初期化後に再認識したところでまた同じメッセージが出てきてしまいます。

やはり、分解掃除しかないなあ、と心を決めました。水没して、ということは、恐らくどこかショートしたような状態になっているに違いない、それならばそこをクリーニングして絶縁状態に戻せばいいのではないか、というのが仮説です。

早速上下のプラスチック板を外します。
これは金属板に接着されているので、金属板は持ち上げずにこのプラスチック板だけを持ち上げるのがコツです・・というのは分解して初めて分かりました。アルミ筐体が傷物になってしまった・・
上下の金属板の極小ネジを外せば、ヘッドフォンのほうに臓物を引き出す(押し出す)ことができます。クリックホイールとのフレキコネクタがあったり液晶があったりするnanoなんかよりも随分楽です。

さてさて、引き出した臓物を見てみるのですが、一見しただけでは怪しいところは見つかりません。黄色い絶縁テープをはがしてみても特に汚れも無いようなのですが、黒い三角形のテープをはがしたら、どうやら異物らしきものが集積しているようなので、これを今日の歯医者でもらってきたとんがりブラシでクリーニング。

テープ類を元に戻して臓物を筐体に入れてPCに接続してみたら・・おお、無事に認識し、初期化してもいいか?とも聞かれなくなりました。
めでたい。
でも、同じものが二個になってしまった・・

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