やはりワクワクのバルセロナ!2011/12/17 08:29

クラブワールドカップの準決勝を観戦に行ってきました。
例によって新横浜の駅はホームから大混雑でなかなか駅を出られない状態でしたが、「一体、何があるんだ?」という声も聞こえましたが、バルサのユニフォームを着た人も大勢。
やはりメッシが一番人気でしたが、イニエスタも結構見かけたのは嬉しかった。

試合の方は、よくあるペナルティエリア内大混雑のバルサの試合でしたが、他のチームならともかく、そういう試合内容をチャンピオンズリーグなども含めてよく経験しているバルサらしく、慌てることもなくいつも通りにパスを回しつつ隙を狙い続けます。
ただ、シャビとチアゴ、あるいはイニエスタとの違いなのか、シャビはとにかく中央を狙い続けていて、ダメなら外に開く、ということを徹底している印象が強いのですが、イニエスタは両外のアドリアーノ、ペドロによく球を散らす。
まあ、あれだけペナルティエリアが渋滞していたらなかなか隙も生まれないのかも知れません。が、バルサはセットプレーが(守りも攻めも)苦手なだけに、外に開いても放り込みではチャンスが生まれないので、せっかく散らしてもあまりチャンスには直接は結びつかず、やはりスピードに乗ったワンタッチのパス交換から渋滞をすり抜けるところから興奮が生まれます。

この試合、面白いのはどちらのホームゲームでもないので、会場が静かなこと。固唾を飲んで試合の推移を見つめる、といった雰囲気です。
で、好プレーが出ると一気に盛り上がる、という。
ただ、後半開始早々にウェーブが始まってしまったのは個人的にはいただけませんでした。
というのは、忘れもしない2009年の5月、カンプ・ノウでの優勝決定試合(の筈だった)ビジャレアル戦で、3対1とリードした後半からやはりウェーブが始まってしまい、勝った気でいるんじゃないよ!とと思っていたら試合終了間際に追いつかれて優勝が決まらなかった、というのがトラウマになっていて・・

ともあれ、省エネサッカーではありましたが、いつものバルサの試合を生で見られたのはとても楽しかったです。

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