う~ん、なジョン・ル・カレ:ナイロビの蜂 ― 2009/10/25 11:49
ジョン・ル・カレといえば、あのスマイリー三部作の重厚にして重層な物語がとっても印象に強く、フリーマントルと並んでお気に入りの作家です。
が、この本の紹介に”冒険小説の巨匠ル・カレの・・”と書いてあるのを見て、おや、と思ったんです。ル・カレが冒険小説の巨匠、というのはちょっと形容詞として違和感がありました。スパイ小説、と書いてくれればすんなり通ったのですが。
ということに象徴されるように、スマイリー三部作の流れを期待して読むと裏切られてしまいます。
小説としての出来はいいのでしょうが、私としては期待した方向と違っていて、そのギャップが最後まで埋まりませんでした。
最後にジャスティンがひょっこりとオタワにでも現れてのんびりと釣りでもしていれば、膝を打ったかもしれませんが・・
が、この本の紹介に”冒険小説の巨匠ル・カレの・・”と書いてあるのを見て、おや、と思ったんです。ル・カレが冒険小説の巨匠、というのはちょっと形容詞として違和感がありました。スパイ小説、と書いてくれればすんなり通ったのですが。
ということに象徴されるように、スマイリー三部作の流れを期待して読むと裏切られてしまいます。
小説としての出来はいいのでしょうが、私としては期待した方向と違っていて、そのギャップが最後まで埋まりませんでした。
最後にジャスティンがひょっこりとオタワにでも現れてのんびりと釣りでもしていれば、膝を打ったかもしれませんが・・
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