キーワードは重層:ゴダードの”還らざる日々” ― 2009/06/03 12:41
ロバート・ゴダードといえば、過去と現在を巧妙に織り交ぜながらの語り口が独特なのですが、この作品は過去といっても比較的近い過去で、主人公の過去と現在の係わり合いとなっています。
それでは普通のミステリー・・となってしまいそうですが、ここで巧妙なのが、主人公の過去も本人が十分には認識していない、という点。
ここでもって、ゴダードのいつもの”重層”というキーワードが生きてきます。
しかし、この主人公のハリーと相棒のバリーの会話の妙。相当の年寄りの設定なのですが、かの地の方々は歳をとっても会話が楽しい。
映画の”ホリデイ”も主人公はどうでもいいとして、サブの登場人物のビリー・ワイルダー(からインスパイアされた老人)の会話の楽しさなんかにも通じるような。
でも、どうも最後の最後にすっきりと謎が解けた・・というところまで持っていってくれないので、不満が残ります。
この主人公、3作目らしいので、どうもこれは、次回作でもっとすっきりと解決させてやろう、という狙いなのかどうか、どうもそういうところまで勘ぐってしまいます。
しかし、やはりロバート・ゴダードも安心作家の一人です。
それでは普通のミステリー・・となってしまいそうですが、ここで巧妙なのが、主人公の過去も本人が十分には認識していない、という点。
ここでもって、ゴダードのいつもの”重層”というキーワードが生きてきます。
しかし、この主人公のハリーと相棒のバリーの会話の妙。相当の年寄りの設定なのですが、かの地の方々は歳をとっても会話が楽しい。
映画の”ホリデイ”も主人公はどうでもいいとして、サブの登場人物のビリー・ワイルダー(からインスパイアされた老人)の会話の楽しさなんかにも通じるような。
でも、どうも最後の最後にすっきりと謎が解けた・・というところまで持っていってくれないので、不満が残ります。
この主人公、3作目らしいので、どうもこれは、次回作でもっとすっきりと解決させてやろう、という狙いなのかどうか、どうもそういうところまで勘ぐってしまいます。
しかし、やはりロバート・ゴダードも安心作家の一人です。
iPodが来てしまう・・ ― 2009/06/03 16:39
折角iPodの山を処分しているのに、ついついクリックしてしまって、iPod nanoとminiが来てしまいました。
出品説明によると、miniはアップルマークが出たきり動作しない、nanoは動作するような気がする・・というものでした。
早速開けてみると、説明通りでminiはアップルマークが出た後でサッドマークが出てしまい、これとアップルマークとの繰り返しになってしまいます。nanoの方は、表面、特にホイールの汚れはあるものの、動作は問題なさそうに見えます。
困ったことに、miniは以前一台をコンパクトフラッシュにした時に臓物を入れ替えたバッテリーとマイクロドライブが手元にあります・・
ううむ、困った。
出品説明によると、miniはアップルマークが出たきり動作しない、nanoは動作するような気がする・・というものでした。
早速開けてみると、説明通りでminiはアップルマークが出た後でサッドマークが出てしまい、これとアップルマークとの繰り返しになってしまいます。nanoの方は、表面、特にホイールの汚れはあるものの、動作は問題なさそうに見えます。
困ったことに、miniは以前一台をコンパクトフラッシュにした時に臓物を入れ替えたバッテリーとマイクロドライブが手元にあります・・
ううむ、困った。
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