TEDを見てアメリカ人の笑わされたがりを考えたり2013/01/27 13:36

一部では映画界のシャビ・アロンソとして有名な(我が家だけか?)マーク・ウォーバーグ主演(いや、助演なのか?)のTED、アメリカ公開の頃から楽しみにしていたのですが、見送られるのではないか、という心配を他所に無事に日本でも公開され、ようやく見ることが出来ました。
こういうおバカ映画は大好きです。

アメリカ人は一体に笑わされたがりで、TEDでも出てきたトーク・ショーのように、さあ、何か言って笑わせてくれ!笑わされる準備万端だぞ!という雰囲気横溢です。
ビル・ゲイツやアンディ・グローブの講演なんかも聞いたことがありますが、あれくらいのセレブポジションになってもまずは自虐ネタなどでつかみから入ります。
もちろん、学会なんかでも最初にジョークを言わないと入れない、様なもんです。そういう点では鍛えられた・・と思います。

この映画は、まあ、テディベアが中年オヤジになったら・・という発想で勝負あり!という映画ではあるのですが、ノラ・ジョーンズにしても、ライアン・レイノルズにしても、あんな設定で出るこたあないじゃないか、と思ってしまうのですが、それよりも受けたもの勝ち!という文化なのかもしれません。
大いに楽しませてもらいました。

来月にはアカデミー賞授賞式。この司会をTED・・じゃなくって、その声と監督のセス・マクファーレンがやるらしいので、今年も大注目ですね。

ものすごく美しくてありえないほどワケワカな:エヴァQ2012/12/23 14:05

実は、”砂漠でサーモンフィッシング”を見たかったのですが、ちょっと出遅れてしまったらしく、近くで上映しているところがなかったので、予定を変更してエヴァンゲリオン・Qを見てきました。
ガイナックス関係者が近くにいたこともあり、TVシリーズからずっと見てきています。

今作、出だしからすごく美しい映像が続いてため息が出る一方、14年間も寝てしまっていたせいか、ストーリーはさっぱり分からず、こちらもついついため息が・・
シンジ、だらしなさ過ぎだろうが!

それにしても映像は美しく、日本アニメ技術のショーケースのようでした。
まるで、ストーリーはこの技術のショーケースを見てもらうためにとりあえず繋げてみました、といった位置づけ・・と言ったら言い過ぎですね。

次の最終作でどう完結させるのか、興味と不安とを抱えながら待ちましょう。

あ、その前に待望していた”TED”が日本でも見られるらしいので、こちらも楽しみだなあ。

わが青春の・・じゃなくっても特撮博物館!2012/09/16 08:23

気になっていた特撮博物館に行って来ました。
清澄白河なんて、一体どこにあるんだろう、知らないなあ、と思っていましたが、自宅からは意外に便利で寝ていけました。
駅から会場の現代美術館までの通りに何故か不思議なカカシが沢山立っていて飽きることなく歩いていけました。

さて、特撮博物館はゴジラからエヴァ(って、これは特撮ではないけれど)につながる日本SF映画を支えた技術の総蔵出し展示なのですが、一番面白かったのは、会場で上映されている”巨神兵東京に現る”という短編映画のメイキング映像でした。
要するに、必要な映像をどのように工夫して作っていくか、というアイディアの出し比べなわけです。
いまならCGで作ってしまうようなものなんでしょうけれど、あえて特撮にこだわって作っているわけで、どうしたらこういう映像を表現できるのか、どのような材料を使って、どのような撮影をしたらそれらしく見えるのか、それを考えまくるわけです。

映画を支えてきた、そういった創意工夫、そして、映画の中の世界観に厚みを持たせる緻密な絵コンテの数々。
いやもう、実に楽しい体験でした。
こういう緻密なものづくり、工夫の数々、そういうところが強みだったんだなあ、日本の産業も。
それが、標準化や改善の進化でどんどんコモディティ化して、お金さえかければ同じようなことが出来るようになってきてしまって、強みが薄れてきてしまった。
難しいもんだなあ。

品川でArtistにリベンジ!2012/05/06 14:53

楽しみにしていたArtistですが、豪雨には勝てず、キャンセルしてしまいました。
が、やはり悔しいので、場所を替えてやっぱり観ることにしました。
選んだのは、品川プリンスシネマ。
ここには10のシアターがありますが、そのうちの4つはプレミアムシアターとなっていて、シートがぐっと上等になり、シートの間隔も広くなってきます。ファーストクラス、とはいいませんが、エコノミーに対してビジネスクラスくらいの違いがあります。
で、どういう仕組なのか分かりませんが、普通はプレミアムシアターはお高くなっているようなのですが、今回は通常料金。

ということで、映画館自体も大いに堪能したのですが、惜しむらくは外側のロビー。
上映10分前にならないと入れないのでここで待つわけですが、これがもう、普通のミニシアターくらいの広さ、というか狭さしか無い、ここに10館分の人たちが待つので大混雑、しかもそこではアナウンスがほとんど聞き取れないという・・
ちょっと折角の雰囲気作りが入り口のところで失敗しているという・・

ロビーの奥のトイレはすごくゆったりしていて綺麗だし、トイレとロビーの広さを逆転してもいいのではないか、と思ってしまった次第です。

Artistも豪雨には勝てず!2012/05/03 16:53

今日は映画を見に行く予定でした。
Artistです。
映画愛の映画だし、犬好きとしてはアギーは気になるし。
しっかり予約していたのですが、この豪雨。

実は、このあたりは4時ころには雷が鳴り出し、最近とみに雷が苦手になった我が家のワンコが部屋に入れろ、とうるさくて眠れなかったし・・
ということはいいのですが、予約したのが一番の上映で、しばらく悩んでいましたが、この降りでは駅に着くまでにずぶ濡れになってしまいそうだし・・ということで今日はパスしてしまいました。

ううむ、残念。

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