絶品の滞在記:村上春樹”やがて哀しき外国語”2009/08/14 09:22

今やMy Favoriteの村上春樹ですが、読み始めたのは最近です。
もしかすると、初めて読んだのは”シドニー”という、シドニーオリンピックの観戦記だったかもしれません。
その頃、村上春樹のことはほとんど知らず、ランナーであることも知らなかったので、有名作家を担ぎ出してちょっと変わったオリンピック観戦記を書かせたんだろう、位にしか思わずに手に取ったのでした。

ところが、読み始めたらこれが面白い。
オリンピックゲームの記述も面白いことは面白いのですが、実は面白いのはそこではなく、シドニーの街や人や動物たちの描写がとにかく面白い。コアラやらカンガルーやらをこれだけ面白く書ける人も珍しい、なんでもないことにこれだけ面白い考察を下す人も珍しい、と感心しました。
印象的には、オリンピックのことは半分以下、大半はコアラたちのことを書いている、と思っていたのですが、確認のためにぱらぱらと読み返したら、そんなことは全然なく、オリンピックのことに関する記述が大半だったのですが・・

まあ、左様に村上春樹の滞在記、というか旅行記、というかは面白いのですが、今作の”やがて哀しき外国語”はプリンストン滞在中のあれこれを書いているものです。
プリンストンという街のスノッブさやアメリカのジャズ、ジャズを語る人々に対する視線がとても面白いです。
こういう、決して驚くようなイベントがあるわけではない、けれどアメリカ(なりシドニーなり)の日常が楽しみながらよく分かる本というのはなかなかないと思いますが、何故なんだろう。

iPhoneはやってきたが大きなお父さんは来ない・・2009/08/14 16:58

ずっと悩んでいた、というか、なかなかゲットできなかった、というか、息子がiPhoneに替える、と言い始めて長かったので、もう飽きたのか、と思いました。
そうしたら、今日、ソフトバンクの袋を持って帰ってきました。
近くのビックカメラを覗いてみたら、お客さん、一台だけ在庫がありまっせ、と言われてその場で契約したらしいです。

そうすると、我が家にも大きなお父さんが!と思ったのですが、あれはまっさらの新規契約ではダメで、乗換えか紹介でないと貰えないらしい。
息子はMNPではなく、新規で契約したらしいので、その権利が無いようです。

面白そうです、iPhone。
touchの時には自宅の無線に入るのにちょっと苦労しましたが、そこもあっさりとクリアしました。

息子と家族通話無料が出来なくなるので、連絡用にソフトバンクの8円携帯でもゲットするとか・・
そうすると、大きなお父さんが来るのかな、とか・・

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