三冠天皇杯を見に行く2014/12/14 13:41

ガンバの三冠なるか!?という天皇杯を見に行ってきました。
もちろん、客観的に力量を比較したらガンバの優位は揺るがないのですが、何せ一発勝負、何が起こるか分からない、どこからキーパーが飛び出してくるかわからないのが天皇杯です。

いつもと違う場所でいつもと違う日にちに行われるので、気分の高揚感がイマイチですが、そこはそれ、これまで数多のドラマを見せてくれてきている天皇杯の決勝です。

序盤、気になったのがガンバの出足の遅さ。
もちろん、山形の突進力は、それが売りなのでそれと比較すると見劣りしてしまうようなところもありますが、とにかくルーズボールに対する寄せが悪い。それでも、個人個人を比べるとどうしてもガンバの選手のほうがちょっとずつうまいので、出足が遅くてもガチャガチャやった後はガンバにボールが出ることが多いのですが、それでもどうしても気になる。

・・というところで、さすがの遠藤、お前らええ加減にせえよ、と言わんばかりの強烈なスライディングタックルをかまし、それでガンバも目覚めたかのように動き出した。
そうなっては分が悪い山形。

山形にとっては頼みの綱はディエゴ。で、次が・・ディエゴ。

ディエゴはガンバで言ってみればパトリックのようなモンスターですが、パトリックでも集中して抑えられると厳しいわけですが、ガンバには更に宇佐美がいる。宇佐美に気を取られるとパトリックが動き出す。
これは苦しい。


しかし、宇佐美は守備をしない。
アリバイ工作的に守備に行っているようなふりをするけれど、本気でボールを取りに行っている雰囲気は全くない。
実は、ディフェンダーからすると、そういうフォワードは一番たちが悪い。
中途半端な守備ならしないで前に残っていてくれたほうがいい。
半端に相手に付かれると、本気で守ってくれるならワンサイドはそいつに任せて、空いたサイドに追い込んで守る、という効率的な守備が出来るのだけれど、半端な守備だとそれも出来ないのでかえって邪魔なだけ。
そこを直さないと、代表は遠いかもなあ。

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