KLMで見た映画は「老いる」映画たちだった・・2013/04/06 07:46

KLMの狭くて長いフライトの時間を癒してくれたのは映画たちだったのですが、行きに見たのは
*人生の特等席
*アルゴ
*スカイフォール
*TED
といったものでした。

ふと気が付いたのですが、「アルゴ」を除けばこれらはいずれも「老いる」ことを一つのテーマとしたものでした。

「人生の特等席」は言うまでもなく、メジャーリーグのスカウトが肝心な目も衰えてきて、データで攻めてくる新しいスカウトに(一見)追いやられてしまい、引退を迫られる、というものです。もちろん、最後には爽快な逆転劇があるのですが、これも実は娘が代打で打った逆転弾という見方も出来、そうすると、いよいよ「老いること」それとどう折り合いを付けるのか、といったことがテーマだったことが分かります。

「スカイフォール」も、ボンドもMも老けたよなあ・・という印象がありますし、実際にそのように狙って作られているのだと思います。Mはついに逝ってしまうし。
ボンドも実際はもう現役でいられる体ではないのに戦術の一環で現役復帰を果たし、その「先輩」であるシルヴァとの戦いに臨むわけです。
見ようによっては老兵同士の戦いとも言えるわけで。

そして「TED」。
これこそ、愛らしいお子ちゃまテディベアが中年オヤジになってしまったら、それもしょもないスケベ中年になってしまったら何が起こるんだろう、という発想の勝利の映画ですし。

日本が先陣を切っていますが、高齢化社会、こういったテーマの映画が受けるのかも。

さて、帰りに見たのは
*世界にひとつのプレイブック
*ボーン・レガシー
といったところで一見「老いる」とは関係無さそうですが、いや実は、帰りのフライトが遅れてしまったのは翼の油圧の問題で、やっぱりテーマは「オイル」だった、ということで・・

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