バレロン観戦バルセロナツアー四日目、五日目2013/03/17 17:50

おっと、四日目でグエル邸に行ったことを書き漏らしている。
ホテルの近くのもう一つの世界遺産のグエル邸、あまりチェックしていなかったのだけれど、折角だから行ってみるかな、と夕方になって出かけてみる。


カサ・ミラやカサ・バトリョなどのように外見から目立つような建物でもなく、大通りに面しているわけでもない、正に一般の住宅のような外見であり、一般の住宅のような広さ(と言ってしまうには広いですが)。
それだけに、そんなに期待したわけではなかったけれど、これは(これも)凄かった。
家族構成が決まっていて、その家族一人一人をイメージし、その生活スタイルをイメージした作りになっている。
例えば、客間は一つの扉を開くだけで普通の応接室にも礼拝スペースにも使えるし、更には吹き抜けの二階スペースに楽団を配置するスペースがあり、それを応接室で楽しめるようにもなっている。
もっと見事なのは、主人や女主人の部屋が三階にあり、そこに小さなバルコニーが客間に面してしつらえてあり、部屋に居ながらにして客の様子をうかがうことが出来るようになっている。



設計者のスタイルをうまく施主の要求に合わせ込み、更に要求を遥かに上回る回答をプレゼントしたような印象を受けた。



といったことに感心しつつ、バルセロナの滞在を終え、心ならずも帰国の途へ。

行きは着替えくらいだったのでスーツケースも軽々だったのに、帰りはイニエスタワインや近くのマーケットで見つけたカスタネット付きの(いかにもおみやげ用の)サングリアやオリーブオイルなんかも入っていて気分同様重い重い。

行きと同様、スキポール経由。
バルセロナでは連日好天に恵まれ、日中は20度以上といういい陽気でしたが、この日のスキポール空港は零下2度で小雪も舞う天気。やれやれ。



乗り込んだKLMはほぼ予定通りに滑走路に進み、予定通りに飛び立・・たない。
いつまで経っても滑走路で止まったままのようでおかしいなあ、と思った頃にアナウンスが入り、機体トラブルのために一度ゲートに戻る、とのこと。やれやれ。
これは機体交換かなあ、そうすると時間がかかりそうだなあ、とやれやれ感を深めながら座席で待ち構えていると、いい加減待たされた所で、”翼の油圧系統のトラブルで修理を検討したが、すぐには無理そうなので修理しない。その代わり燃料を多めに積んでパワーで押し切ることにした。”とのアナウンス。
翼のブレーキが出っぱなしのような状態なんでしょうか。でも、いいのか、それで。

いささかの心配をしつつ、ま、なるようにしかならないよねえ、と「世界に一つのプレイブック」や「ボーン・レガシー」などを見ながら帰ってくるのであった。




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