あっちの方のグリシャム:最後の陪審員 ― 2009/11/01 16:45
ジョン・グリシャムといえば、”法律事務所”とか”陪審評決”といったリーガル・サスペンスの巨匠として名を売っています。確かにこの人の書く法廷ものはさすがに実体験に裏打ちされているせいか、迫力満点であり、かつ、ドラマティックで、一気に読ませるものが多いです。
一方、法律関係の物語でありながら、法廷関係は添え物的に扱って、人物を描き出すことに注力するというシリーズもあり、中でも”テスタメント”なんかは、恐らく日本での受けはあまりよくないのではないか、と思うのですが、個人的にはとっても好きな作品です。
で、この”最後の陪審員”ですが、どちらかというと”テスタメント”の系列にあるものです。
メインストーリーは連続殺人事件を扱っていて、それはそれでサスペンスフルで謎解きも興味深いのですが、実はそれよりも南部に住む黒人女性とその一家を描き出すことに重点が置かれているように思えます。
ちょっと描き方が類型的じゃないか、と思わないでもないですが、なかなかに魅力的に描かれています。”テスタメント”には及ばないけど。
一方、法律関係の物語でありながら、法廷関係は添え物的に扱って、人物を描き出すことに注力するというシリーズもあり、中でも”テスタメント”なんかは、恐らく日本での受けはあまりよくないのではないか、と思うのですが、個人的にはとっても好きな作品です。
で、この”最後の陪審員”ですが、どちらかというと”テスタメント”の系列にあるものです。
メインストーリーは連続殺人事件を扱っていて、それはそれでサスペンスフルで謎解きも興味深いのですが、実はそれよりも南部に住む黒人女性とその一家を描き出すことに重点が置かれているように思えます。
ちょっと描き方が類型的じゃないか、と思わないでもないですが、なかなかに魅力的に描かれています。”テスタメント”には及ばないけど。

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