フリーマントル:トリプル・クロス2008/10/11 08:22

フリーマントルはチャーリー・マフィン・シリーズが好きで読み始めました。
当時はチャーリー・マフィンものと、それ以外とを交互に書いていたような気がしますが、チャーリー・マフィンはシリーズの主人公ですから、死なないし、最後には相手をへこませるわけです(彼の場合、やっつける、というよりも、へこませる、という言い方が似合うような気がします、味方も含めて・・)。そういうお約束を信じて楽しく読めるのですが、その反動か、それ以外の作品だと結構暗くなってしまうのが特徴でした。

チャーリー・マフィンも、くたびれたのか、へこませる相手に不足なのか、ここの所お休みで、新たなプロファイリングシリーズや、米ロの捜査官が協力してことに当たるシリーズに移ってきているようです。

で、これは米ロの捜査官、カウリーとダニーロフのシリーズの中の一作。いや、いつもながら読ませますが、ちょっとダニーロフの個人的な問題に力点が置かれすぎて、少々物足りなさを感じないでもない。
まあ、レベル的には問題なく高いのですが。

ちなみに、先日気が付いたら、このトリプルクロス、何故か自宅に上巻だけは2冊あった・・

フォーサイス:カリブの失楽園2008/10/11 08:39

フォーサイスと言えばジャッカルの日、ですね。先日も知人たちとジャッカルの日で盛り上がりました。
でも、確か、ジャッカルの日を刊行した時のインタビューで、俺には書きたい本が3冊ある、それを書いたら作家なんて辞めるんだ、と言っていたような記憶があるのですが・・

その後も良質な作品を書いていて、嬉しい限りです。
この「カリブの失楽園」は「騙し屋」マクレディシリーズの最終作だそうです。以前の作品も読んでいるはずなのですが、読んだのが随分前で、相当忘れてしまいました。

構成的には、いかにも最終作、という凝った作りになってはいるのですが、逆に、例えばラブゼイのダイヤモンド警部のように、いつかカムバックを果たしてくれるかもしれない、と期待も持たせる書き方にもなっています。

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