氷の華2008/10/19 09:51

話題の本、ドラマ化された本などというものは、どうも気恥ずかしいのであまり読まないのですが、そこに置いてあるとついつい・・

ということで、読んでみました。
中盤、中だるみ気味になりますが、後半のたたみかけが中々の迫力です。先日読んだ、”容疑者Xの献身”を思い出してしまいました。初段の仕掛けで読者の目をくらませておいて、実は第二段が本当の仕掛けだった、という構成です。
それと、結末が、どうも切ないのも共通していて、これはどうなんでしょうか。
悪は滅びる、なんて、諺だけのお話で、その実、悪は善よりものうのうとのさばっていることが多いわけで(と、言い切ってしまってはいかんか・・)、思い切って、悪が栄える、という結末にしてしまってもいいではないか、と思ってしまいます。
いや、どちらも、”悪”と言い切ってしまっていいのかどうか分からないところがいいところなのですが。

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