絶品のTOP HATに場の力を考える2015/10/10 17:17

待望のTOP HATを見にシアターオーブまで遠征してきました。

何せ、元がアステア=ロジャースという不可侵領域に入っているペアの作品だけに、どう近づけるのか・・という一抹の不安がないでもなかったですが、全くの杞憂。
キレがあって美しいダンスの連続!
もちろん、こういったものにストーリーはほんの添え物で、どういう言うようなものではないのですが、意外にも映画のストーリーをしっかりとなぞっている。
その上で、アステアの優雅さに一振りのケリーのパワーを混ぜたような出来。

これはもう、絶品でした。

が、場の力というものも大きかったように思う。
好き者が集まったその空間は、雰囲気や感動をしっかり増幅してくれる。
ダンスに沸き、セリフにまた沸く。
最後は総立ちでの拍手の中、出演者がステージから客席に降りてきて、そこで踊る、という、もう場の力の増幅率を激しく上げるパフォーマンス!

いや、テレビなんかじゃなく、シアターオーブで見てよかった・・

そういう場の力をラスベガスでのブルーマンに感じたことを思い出した。

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