無駄口叩いてろ!マイロン!:ハーラン・コーベン・パーフェクト・ゲーム2010/07/19 10:54

ハーラン・コーベンは初めてではありません。以前、”カムバック・ヒーロー”という作品を読んだことがあります。この”パーフェクト・ゲーム”は、シリーズ物で、”カムバック・ヒーロー”と同じ主人公とその仲間たちが活躍する作品です。

実は、”カムバック・ヒーロー”の印象はそれほど強くはなかったのですが、この”パーフェクト・ゲーム”はやたらに面白かった。
言ってみれば、スペンサーものでスーザンがあまり出てこなくて、ホークが大金持ちのセレブ、というシチュエーション、といったところでしょうか。
マイロンがスペンサーのように無駄口を叩きまくりますが、これがまず面白い。ホーク=ウィンのキャラの立ち方が面白い。ストーリーが表面的と思われて、その実二重三重の構成になっているのが面白い。

しかし、そうか弱くもないマイロンですが、スペンサーほど強くもないので・・だって、マイロンはスペンサーのような私立探偵ではなく、スポーツエージェントなんです、独立の。
独立のスポーツエージェント、と言えば、トム・クルーズが演じた”ザ・エージェント”を思い出しますが、作中でマイロンもそんなことを言っています。
あの映画ではレニー・ゼルウィガーが演じた役どころを、この作品では”エスペランサ・ディアス”という女性が担当しています。
この作品では、このエスペランサがある事件に巻き込まれ、マイロンも大変な目に・・となってしまうのです。

で、あまり強くもないマイロンをサポートするのがセレブのウィンなのですが、ホークの場合はホークの後ろには、実はヴィニィとかチョヨとかサップとか色々な手練が付いているわけですが、ウィンの場合は大丈夫なんだろうか、と、余計な心配をしてしまいます。

とまれ、ハーラン・コーベンのこのシリーズ、もう少し読んでみなくては。
ちょっと、ここのところ、残念作が多かったので、反動でよく見えている・・なんて可能性はないだろうなあ。

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