瀕死のエアコン、瀕死のプリウス?2010/08/01 08:30

我が家のプリウスも既に12年目です。昨日、1年点検をしてきました。

実は、ここのところ、エアコンの効きが悪くて、息子を乗せた時に、エアコンなんて切っちゃって窓を開けたほうが涼しい!と指摘されてしまいました。猛暑に勝てないのかなあ、と思っていたのですが、念のため、ディーラーさんにエアコンのチェックを頼みました。
そうしたところ、ガスの圧力が落ちている、故障の可能性が高い、とのこと。
まだまだ暑さは続くし、修理かなあ・・と思って、修理するとしたらいくらくらい掛かるの?と聞いてみたところ、一声10万、と言われてしまいました。

最近は環境問題がうるさくて(エアコンのガスの大気放出問題なんでしょう)、ディーラーでは修理が出来ないんだそうです。一般のガソリンスタンドでも、かつてのようにエアコンガスのチャージサービスは出来なくなっているんだそうで。
で、エアコンの場合、部品が壊れている場合と管路に漏れがある場合があり、修理箇所によってはダッシュボード全外し、更に高価な部品を交換、といったコースだと10万ではとても収まらないケースもあるんだそうで、そもそも見積りで1.5万くらいかかる、と言われて、今年はもう、オープンカー感覚で乗り切ることにしました。

去年は失業者で夏中ふらふらしていたのでクルマの出番も多かったのですが、通勤にも使わないし、何とかなる、・・かな。
でも、来年はもう13年目だし、考えないとね。

無駄口叩かないと怖い・ハーラン・コーベン:唇を閉ざせ2010/08/01 14:35

スポーツ・エージェントのマイロン・シリーズで楽しませてくれているハーラン・コーベンですが、これはそのシリーズではなく、単独作品です。

8年前に連続殺人鬼に襲われ、自分は何とか助かったが、妻は亡くしてしまった、という過去を持つ小児科医のところに不思議なメールが届き始める・・という出だしから始まって、これでもか!の展開でこれまた楽しませてくれます。

この作者、マイロン・シリーズでの重要なサブ・キャラクターのウィンに象徴されるように、暴力に対するある種の志向があるように思えてなりません。
この作品でも、無実のか弱き(?)主人公のくせに、警官に重症を負わせてしまったり、とんでもない暴力キャラクターが登場してきたりします。
マイロン・シリーズでは、この暴力キャラクターが”こちら側”のキャラクターなので、その力の使い方に関して、ある緊張があるわけですが、この作品では”あちら側”ですので、そういう緊張もありません。

ただ、終盤の盛り上がり方は例によって大サービス状態ですし、ストーリーもなかなかに唸らされます。ま、ちょっとサービスしすぎたか、という印象なきにしもあらず、ですが。

いずれにせよ、この作者、マイロン・シリーズのように無駄口を叩かない作品ではちょっと注意が必要かもしれません。

続編は?村上春樹:アフターダーク2010/08/04 21:11

村上春樹は私にとっては大切な作家です。
何冊か、待ち行列にあるのですが、久々に読んでみました。
大切な作家だけに、ちょっとドキドキしながら、でした。
ガッカリだったらどうしよう、と、微かな不安を感じながら、であったのは秘密です。
ここのところ、大切な作家候補の方の作品でガッカリが何作かあったので・・・

しかし、相変わらずの村上春樹でした。
ある日の夜中のほんの数時間の物語なのですが、例によって、色々な卵たちが壁に当たって砕けるほどではないにしても、それなりに頑張っている、その頑張っている同士が、相手が頑張っているのが分かるので、寄り添おうと思うのだけれど、卵なだけに、薄くて脆いとは言え、殻があるので寄り添いきれない・・

なんだかよく分からない喩えですが、そんな印象です。

例によって、こちら側のお話をビビッドに描写しながら、そこにちょっと向こう側のお話も混ぜる、というところですが、今回の向こう側、というのは、エリが寝ているその中でのお話なのか、それともいつもの向こう側なのか、判然としないところも面白いです。

ただ、エリにしてもマリにしても高橋にしても白川にしても、さあ、人物紹介は終わったので、これから孫悟空に連れられて向こう側の世界に旅立ちでもするんではないのか、と思わせつつ終わってしまいました。
確かにこの世界を楽しみはしましたが、まだまだ楽しめそうなだけに、もう少し読みたい気分にさせられます。

ねんきん定期便にびっくり・・2010/08/07 07:45

しばらく前のことになりますが、ねんきん定期便がやって来ました。昨年に続いて2度目ですね。
開けてびっくりでした、ちょっと。
年金支給額が激減!

冷静になって考えて見れば、昨年度一年間、ほぼ失業者状態で国民年金になったので、年金納付額が下がっているわけですが、それにしても、それまでは営々と着々と黙々と事業主と共に払い続けてきたのに、ほんの1年間納付額がちょっとばかり落ちただけでこの仕打ちか・・てな雰囲気でした。
ま、今年度から働き始めていますので、納付額はそれは以前ほどではなくなりますが、それでも少しは支給見込額が回復してくれるんだろうなあ・・

ま、何にしても、公的年金だけではなかなかに生活が苦しいですから、自助努力が必要なわけで、退職年金と組み合わせ、あるいはセカンドライフをちょっと遅らせて、セカンド就職で年金支給を繰り下げて支給額を上乗せしたり、BIGで一発当てたりしなければなりません。
退職金を持って東南アジアあたりで悠々自適・・というパターンもありでしょうか。

初めて見たぞ、運転禁止標章!2010/08/08 08:31

週末恒例の朝のワンコの散歩ですが、帰り道でステッカー付きの車を見ました。
遠目で見かけたときには、ああ、駐車禁止でやられたんだな、と思ったのですが、近づいて見ると”運転禁止”となっています。
そんなの初めてでしたので、車検切れで運転できない、ということなんだろうか、と思いましたが、車検のステッカーはちゃんと貼ってあるし、期限切れでもありません。

何だろうなあ、と思って調べてみたら、駐車禁止を繰り返した車両に対して、期限を切った運転禁止が出るんですね。
面白いなあ。運転者ではなく、車両に対する罰則、のようなイメージなんですね。
運転者は、その間も当該車両でなければ運転していてもいいんですね。
駐車禁止と言っても、違反者と持ち主が必ずしも一対一に対応するわけでもない、といったあたりから出てきたんでしょうか。

何にしても、初めてのステッカーでした。どれくらい実効あるんでしょうか。
そう言えば、先日、すぐ近くの道に自転車が二台放置されていました。そこそこいい自転車だったので、我が家のボロ車と入れ替えてしまおうか、と思わないでもありませんでしたが、2,3日したら警察の”放置車両”の貼り紙がしてあり、その直後には姿がなくなっていました。
この季節、緩んできますね。

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